満足度★★
伝えたいことの混濁
いわゆるコロシアム型というか、観客が舞台を取り囲む形式の舞台。
音楽はベースのみ、あとは歌や踊りあり。
なんていうか、ポイントがどこにあったのかが
全くつかめずに終わってしまった。
母殺しをテーマにしているのに、怨念は説得力ないし
裁判は形式的なもので、どうも・・・
裁判を批判している劇ではないので、その部分も良く分からない。
そして、何より様々な細かい試みが、ことごとく邪魔になっている気がした。
カオスを表現したいものは陳腐に映ったし
コスモスもまたこれ然り・・・・
そして役者さんに目を向けることもなかった。
うーん、個性を発揮しにくい舞台だったかな。