カチューシャの人(再演) 公演情報 けったマシーン「カチューシャの人(再演)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 情報量不足
    再演なんですよね・・・・
    観客に伝えよう、
    いや伝えるべき情報量が少なすぎたのではと思いました。
    それとも見るべき観客を選ぶ芝居だったのだろうか?
    期待感の斜め上方を頂高く飛び退った感が強く印象に残った70分でした。

    ネタバレBOX

    代表作の「人形の家」も「復活」も知らないし、
    松井須磨子も、まったく知りません。
    こーゆー、お馬鹿な予習をしない観客には。
    えらい不親切でツマラナイ芝居に感じました。
    演出家=芝居をやめると宣言した主人公の台詞に、
    効果音でいいから”拍手”とか
    ”観客が席を立ち去っていく”という音を入れるとか。
    唐突に登場する女の言いなりになるなら、
    投げやりながらも芝居に対する情熱がくすぶってるような台詞や、
    思わせぶりな態度を見せてからの絡みにした方が説得力ある気がする。
    女がやりたがっている芝居に関しても、
    もっと荒筋の説明を、観客にするべきでは?
    (判り易く・興味引かせて・簡潔に)
    男の書いた脚本にしても、女は読んだ様には見えないし。
    破るより(破るインパクト優先しすぎて、とっても不自然な演技になってた)
    やや厚めのプリント渡されて、パラパラめくって読む気無くして、
    男に作品の筋書き説明させて「陳腐ね」とか、
    女王様風に言わせた方が、良かったのでは?
    素舞台での真っ黒な空間での二人芝居。
    外部の自動車の音とかも聞こえてくる環境なのだから、
    それを逆手にとって、思考中では水琴の音させたり。
    騒がしい時には雑踏の効果音入れたり。
    何気に外の自動車音と同じ効果音聞かせて観客の判断混乱させたりとか、
    創意と工夫が足りない気がした。
    大正ならモボとかモガの時代かな?
    そんな台詞や言葉使い、劇場の幽霊(妖精)?
    それとも主人公のみに見える芝居の霊?かなって思わせる行動や、
    登場のさせ方とか、いろいろ考える余地は多かったのでは?
    と非常に突っ込みたくなる作品でした。

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    2011/03/15 01:37

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