カチューシャの人(再演) 公演情報 カチューシャの人(再演)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.1
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★

    物語のアイディアは
    面白かった。ただ2人芝居の難しさなのか、観客を最後まで引き付ける事が出来ていなかった。役者の伝える力、滑舌、本、演出等をもう少し練ってほしかった。 しかし、いつ余震がくるかわからない中、70分間頑張っていたと思います。

  • 情報量不足
    再演なんですよね・・・・
    観客に伝えよう、
    いや伝えるべき情報量が少なすぎたのではと思いました。
    それとも見るべき観客を選ぶ芝居だったのだろうか?
    期待感の斜め上方を頂高く飛び退った感が強く印象に残った70分でした。

    ネタバレBOX

    代表作の「人形の家」も「復活」も知らないし、
    松井須磨子も、まったく知りません。
    こーゆー、お馬鹿な予習をしない観客には。
    えらい不親切でツマラナイ芝居に感じました。
    演出家=芝居をやめると宣言した主人公の台詞に、
    効果音でいいから”拍手”とか
    ”観客が席を立ち去っていく”という音を入れるとか。
    唐突に登場する女の言いなりになるなら、
    投げやりながらも芝居に対する情熱がくすぶってるような台詞や、
    思わせぶりな態度を見せてからの絡みにした方が説得力ある気がする。
    女がやりたがっている芝居に関しても、
    もっと荒筋の説明を、観客にするべきでは?
    (判り易く・興味引かせて・簡潔に)
    男の書いた脚本にしても、女は読んだ様には見えないし。
    破るより(破るインパクト優先しすぎて、とっても不自然な演技になってた)
    やや厚めのプリント渡されて、パラパラめくって読む気無くして、
    男に作品の筋書き説明させて「陳腐ね」とか、
    女王様風に言わせた方が、良かったのでは?
    素舞台での真っ黒な空間での二人芝居。
    外部の自動車の音とかも聞こえてくる環境なのだから、
    それを逆手にとって、思考中では水琴の音させたり。
    騒がしい時には雑踏の効果音入れたり。
    何気に外の自動車音と同じ効果音聞かせて観客の判断混乱させたりとか、
    創意と工夫が足りない気がした。
    大正ならモボとかモガの時代かな?
    そんな台詞や言葉使い、劇場の幽霊(妖精)?
    それとも主人公のみに見える芝居の霊?かなって思わせる行動や、
    登場のさせ方とか、いろいろ考える余地は多かったのでは?
    と非常に突っ込みたくなる作品でした。
  • 満足度★★★

    とりあえず上演
    大地震の影響で中止が危ぶまれたが、何とか上演。
    話は説明にあるとおり。演劇の歴史を考えさせる作品だった。俳優も好演

  • 満足度★★★

    松井須磨子の劇中劇かとおもいきや
    まったく違う構成になっていた。松井須磨子の亡霊が蘇ったような舞台で、演出家がみた妄想劇ともとれる。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    多情で激情家で気丈の松井須磨子の物語には違いないが、新たな物語として構成されていた。筋は演劇の演出家が引退を表明し舞台を降りようと決心した時に、小林まさこ(松井須磨子の本名)と名乗る女優が突然現われる。彼女は切り口上的に男に「演出家だったら一緒に芝居の稽古をしてよ。」と命令する。

    こんな切り口上も松井須磨子らしいのだが、彼女に強引に誘われ演劇の台本を読み、演じているうちに、自らの人生や演劇に対する心もちに気付かされていく。という物語。

    シンプルな二人芝居。公演時間は1時間10分ほど。二人芝居には丁度いい時間なのだが、松井須磨子の舞台稽古風景ではなく松井須磨子の生きざまを劇中に注入して欲しかった気がする。それでも演じたキャストらは初々しさも混じって実にいい組み合わせだった。
  • 満足度★★★

    カチューシャって
    もうちょっと小さな小屋の方が臨場感あったかも?!
    劇中劇、こんな話だったっけかと思い、戯曲を読み返してみたくなりました。
    松井須磨子についての知識を得ました。。

    ネタバレBOX

    カチューシャって名前だったんですね……
  • 満足度★★★

    勉強不足ですみません。
    松井須磨子や、女優が演じる古典のことを知っていれば、より楽しめたのでしょうね。

  • 満足度★★★★

    ほろっと感動!!
    演劇を諦めかけたときにもう一度初心を思い起こさせる作品。

    ネタバレBOX

    昔も今も、演劇を始めるきっかけは異性にもてたいため。そして、演劇を止めるきっかけも異性との距離感からなのですね。(他にも理由はあるよ!)

    解散を決意した演出家が舞台を惜しみ、ちょっと逆立ちしたら頭を打って…、そこに女優が現れて、読み合わせを始めることに…。

    幻覚の松井須磨子は芝居に飢えていて、もっともっと芝居がしたいという気持ちが溢れていました。

    それにしても、須磨子はサロメ公演期間中に自殺したとのこと。島村抱月の首に見えてしまって、いたたまれなかったのかもしれないですね。

    演出家の彼もきっかけはともかく、何よりも芝居が好きなことに気付かされ、彼女にもう一度アタックするためにも続けるしかないってはっきり自覚して。

    演劇に対する情熱を感じさせるも少しありがちな話でしたが、本当は芝居を続けたかった須磨子が抱月の死を嘆いたところではほろっと来ました。
  • 満足度★★★★

    巻き込まれる男 と私
    島村抱月と松井須磨子の物語かと思っていたら違いました。ちょっとミステリーっぽい、そんな鳥越永士郎さんの脚本と演出が面白かったです。演出家が女の「劇」に巻き込まれていくところが面白かったです。私も巻き込まれました。

  • 20110308
    (^・ェ・^) 女優さんの足の運びがきれいでした

    ネタバレBOX

    個人的には松井須磨子の物語だと事前に伝えない方が楽しめる構成な気がします。冒頭で仕掛けが見えてしまうので…

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