デンキ島〜松田リカ篇〜 公演情報 モダンスイマーズ「デンキ島〜松田リカ篇〜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    北陸訛りの高校生
    ほーけー、ほーけーと、北陸らしい雰囲気がありました。

    ネタバレBOX

    前田亜季さんの舞台は、井上ひさし作『私はだれでしょう』で初めて観ました。あれから4年、縁あって『日本人のへそ』の後に本作品を観ました。

    前田亜季さん演じる高校生リカ、街金の取り立てに来たやくざ、友人やそうでもない地元高校生、リカの家族を巡る話。借金が返せない父親を見かねてやくざの手伝いをするも、最後東京へ出て行こうと決心、足抜けの喧嘩をして血だらけにはなるが、それで決着して東京を目指すというもの。

    今すぐ何かをやるという目標があるという訳でもないけれど、どんよりした北陸から東京を目指す気持ちは良く分かります。そして、漁師が言うように、どこへ行っても同じだというのも良く分かります。

    ラストの喧嘩で、大事なものは目立たないようにするというやくざの口癖のおかげで、旅費が巻き上げられなかったというオチは良かったです!

    ところで、前田亜季さんはきりっとしていましたが、いかんせん小柄なため柔道が強そうに見えません。父親と組んでもふらふらしており、とても勝てそうにはありませんでした。

    むしろ、おせっかい好きで、リカを呼びに行って交通事故で死んだスミエ役の山崎真美さんの方が大柄でリカ向きのように思えてしまいました。

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    2011/03/10 15:37

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