ディレクション 公演情報 劇団たいしゅう小説家「ディレクション」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    ソープオペラの極み
    川野太郎って船越英一郎に似てるなぁ、話が進むにつれて
    「そろそろ叫び声が聞こえるんじゃないか」
    「ここで誰か死体を発見するんじゃないか」なんて
    変な妄想を持ちながら(笑)、見てました。

    これは、アメリカとかで御馴染みの昼メロを
    生ドラマ形式で公開録画している、いわゆるソープオペラを
    狙っているんじゃないでしょうか。
    笑いの質も、お涙の質も、とっても軽やかで
    万人受けする非常にわかりやすい構成。
    なんら刺激は、ありません。
    劇団たいしゅうの前作、いしだ壱成の作品も、そんな感じだったから
    この劇団のカラーなんでしょう。
    (でも、舞台装置の雰囲気とか、話の流れが、
    良く似ているのは、ちょっと・・・)
    キャパ違うけど、三越劇場とか博品館とか、そういう劇場の客層を
    狙って上演すればいいのに。

    ただ、中身がソープオペラなのに、チケット代が
    ¥6000もする。これは高い!
    せいぜい¥4000までの料金でしょう。
    だから客席もガラガラ。

    風邪引いて、熱が38度以上あったから、
    劇場へ足を運びのを、どうしようかと真面目に悩んだけど
    決して観客に判断を委ねたり、考えさせるような場面はなく
    テンポよく複数の人物相関図を器用に構成していく
    アンサンブルは、とっても気持ちよい。

    作家とか女優とか別荘とか、本当にベタな設定ではあるけど
    まぁ御愛嬌でしょう。

    印象に残ったのは、曽世海児ってStudioLifeの人。
    いやぁこの人の立ち姿は美しい。
    とにかく舞台の上で目立つのだ。
    彼が出てくると、舞台が締まるというか、キリっとする。
    舞台の出演回数が出演者の中で一番多い?からかなぁ。
    非常に板についている感じがする。

    出番や話の流れからいっても、彼が主役と言っても
    おかしくないけど、知名度から川野太郎や
    仁左衛門の娘さんが前面に出るのは仕方がない。
    元タカラジュエンヌの汐風さんの歌声も聞ける場面もあって
    なかなか盛りだくさん。

    この作品にも××レンジャー(○○ライダーかもしれない)上がりの
    若い男の子が、出演。
    しかし、戦隊モノ出身の人、多いなぁ。


    ネタバレBOX

    「フィールド オブ ドリームス」よろしく、ラストに親子で
    キャッチボールをします。
    これには、僕もホロっと涙。
    父親と、どっか行ったとか何か買ってもらったって思い出は
    薄れていくんだけど
    キャッチボールは本当に心に残っているんだよね。
    テニスもしたし、サッカーボールの蹴りっこもしたけど
    やっぱり深く記憶に刻まれているのはキャッチボール。
    登場人物より、少し年上だけど同じ30代。
    ファザコンとかマザコンかもしれないけど、親への甘え心は
    共感しました。

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    2007/09/24 23:09

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