期待度♪♪♪♪
チェルフィッチュの新作
福岡から遠征します。
チェルフィッチュの舞台は、現代口語演劇の延長線上にあるように評されることが多いのですが、むしろ平行進化の果てに道が交差したのではないかと感じています。岡田利規は、平田オリザよりもはるかに身体表現に重きを置いているのではないでしょうか。
岡田利規が時代的に暗黒舞踏を知っているはずはないと思うのですが、その動きにはむしろ土方巽を彷彿とさせるような「いびつさ」があります。言葉よりも肉体の方が不安定なんです。
これまでの舞台でも、脳内をかき回されるような不安と混乱を味わわせてくれました。新作にも当然、期待します。