満足度★★★★
ダークファンタジーというより、
ヘビーファンタジーと言いたいような内容ですね。重層的なストーリーと様々な悩みを抱える人々の群像劇というところ。それに芸術はどうやって生まれるか、クリエイターたちの性(さが)が描かれ、興味深かったです。私たちは芸術を楽しんだりはするけれど、めったに芸術家の内面に触れることはしない。
また芸術家も、作品を以って語らしむ、みたいなところがあるけれど、このお芝居は芸術家たちの作品への思い、書かずにはいられない衝動のようなものが語られ、不思議な感動がありました。ただ、すごく面白かったのだけれど、長いなぁと感じたのも事実です。どこが冗長だったのかな?