公演情報
青☆組「パール食堂のマリア」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/07/19 (日) 13:30
1970年代前半、横浜の繁華街にあるパール食堂を中心にその近辺の人々が織りなす悲喜こもごものつづれ織りのような群像劇。
10年前の再演は見逃したので初演以来15年ぶりで舞台美術以外の記憶は薄れていたが9割の優しさに1割の切なさを加えた作品世界を堪能。
中でも(責はないのに)「猫のことでずっと謝りたいと思っていた」亮太とそれに対して「ただの偶然であなたのせいじゃない」となだめるクレモンティーヌそれぞれの優しさが特に心に沁みた。
また、ペーパークラフトのようなランプシェードや繁華街の看板を想起させるカラフルな複数の四角形などの舞台美術もステキ。
なお、序盤での猫の台詞の「何度も死んだ」で(猫だけに)佐野洋子の「百万回生きたねこ」を連想し、本作では確かに「死んだ」だが、あちらは確かに「生きた」だな、などと修辞学的なことも考えた。