東京タイタニック 公演情報 江戸川プリンセス「東京タイタニック」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    笑いのセンスと生きるというテーマの確立はお見事!
    実際にあった本当の話を書き下ろしたらしい。


    このらしい・・っつーのは実際に脚本家の三谷昌登にお逢いして例の如く、根掘り葉掘り聞いたのでした。




    んで・・本題


    ネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    1912年 「YMO」 の細野晴臣の祖父である細野正文は、日本人で唯一豪華客船のタイタニック号に乗船し、事故に遭遇して生還している。
    人種的偏見も手伝い一部では「卑怯な日本人」とのレッテルを貼られてしまったが、卑怯な振る舞いをして生還したというような事実は全くなく、濡れ衣であった。
    このため細野自身もYMOのワールドツアーなどの際に祖父の名誉回復に努力している。


    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E9%87%8E%E6%99%B4%E8%87%A3



    実際にあった事実を物語りにして戯曲化したところ・・上手いです。


    出演者全員がプロの集団って感じでソツが無く舞台なれしている感が。


    で・ヨクヨク観ると・・じーっとなっ!(・・)



    ぐはっ!(大吐血)

    カンペイ師匠が居るやん!(濱田嘉幸)大爆笑!


    西口プロレスの名物リングアナ・ぴんぽんず最高川本も・・






    この劇団、二人で京都から出てきて、東京でこのメンバーと客演を集めて作ったとのこと。。


    京都東映太秦出身の三谷昌登(みたに・まさと)を中心に結成し、統括制作に江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ、1894-1965)を祖父にもつ平井憲太郎(ひらい・けんたろう)が加わり、今回が旗揚げ公演となる。



    関西の劇団特有のコテコテさがなく、笑いにセンスがある。





    物語は豪華客船タイタニック号から奇跡の生還を果たした日本人が日本に帰る途中の船内で巻き起こすコメディー。



    全員が個性溢れるキャストで船内でのドタバタ劇。


    付け髭の船長が付け髭を盗まれたことから物語がややこしくなって勘違いによる展開がお見事!
    考えてみれば、同性愛も勘違いから起こり、ポイラー係の船夫が勝手に決め付けた親友に頼んだ内容も勘違いから違う方向に話が流れていってしまう。。
    単純な船夫とプライドの高い親友のやり取りもおもろい!



    こうゆうコメディーは安心して観られる他、最後の箇所では、きちんとテーマも盛り込んで観客をグッと引き込む。。




    なぜ、帰還したのか!日本の恥だ!と罵られるが言い訳をしない。。



    しかし・・

    言い訳を言わないのは生きることへの逃げだ。生きることに真剣なら間違いを正す為にも本気で言い訳を考えるべきだ!


    とのセリフがあり・・ここで考えさせられる。。


    とかく日本人は言い訳を否定する人種だが・・・これは日本人特有の土壌から生まれたものであり、海外では通用しない。


    言い訳をしない→肯定→断定され、海外ではすんごく不利になるんだよね。。

    実際、当人の細野氏はいっさい言い訳をしないで帰国後ひっそりと暮らしたらしい。。




    で、最後に妻と共に『私は生きたい』と吐くセリフ。



    感動でしょ。。





    っつーことで・・・ワタクシの中ではいい作品に巡り会えたっ!(^0^)



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    2007/09/18 14:32

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