満足度★★★
色々と。
結局お芝居って誰の為にあるのだろう。
なんだかよくわからないなぁ・・・と首をひねりながら二時間疲れ果てて、それでも家に返って内容を振り返り、せっかく観てきたのだからと感想を書く。
そういえば『なんでもいいから書いてくださいね』などと役者が笑顔で言っていたな・・・と、その言葉に甘えて辛辣な言葉を並べてみれば、脚本家から『人の努力を無視して酷い事書きやがって』と怒られる。
一部の頭の良さげな観客は『結局あれはこうこうこういうことで、こんなことが言いたかったのよねぇ』と持論を説く。それが合っているのかもしれない、けれど間違っているのかもしれない。合っているとしたら単に感性があっていただけかもしれない。よくわからない。けれど脚本家からは嫌われない。
自分は一部の頭の悪げな観客だからなんの持論も説けやしないし、謎はいつまで経っても謎のままだ。
理解したふりをしたマイノリティは崇められ、理解しなかったことを追求したマイノリティは蹴落とされているだけなのかもしれない。
よくわからない。
よくわからない。