リチャード三世 公演情報 半畳の宇宙「リチャード三世」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    下落合のとある工場跡らしい会場、というのが山の手事情社(発、半畳の宇宙)に似つかわしい。シェイクスピアの本作は(何の何世だのと題名で区別が付かないがが)以前新国立で観たあれだな、と当たりがついたのは幾分題名に色が付いて見えるようになったか、あるいは半畳が選びそうな話だったからか。
    舞台は毎回予想はしていないが見て「そうか」と思う山の手特有の様式表現。女性五人。リチャードを演じた女優の怪演がツボに届いて小気味良い。一人芝居で拝んだ半畳の女優陣、他のはやはり山の手所属の方々か、世界観の共有が短期間の稽古でここまでならスゲエと訝しんだが恐らくそうだろう。シェイクスピア作品の破滅のカタルシス(マクベス、ハムレット、オセロ、、)を味わった。本作のリチャードは己の宿痾、醜き姿に慄き卑下に走る精神とその真逆に振れて傲慢さに走る両極が不思議な魅力で、哀れみを誘う面を備える。自分を投影する時間となる。

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    2026/08/01 21:58

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