公演情報
新国立劇場「20の物語 -週末を、劇場で-」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★
ボーナスプログラム
リーディング公演『タバコの害について』
【作】アントン・チェーホフ
【演出】小川絵梨子
有名な作品だが初めて観れた。1886年、売れる前のチェーホフ26歳のユーモア戯曲。1902年に一部書き直したのか?書籍化?下総源太朗氏は綾小路きみまろの恐妻家漫談風に観客を盛り上げる。喋りはマギー司郎っぽいか?学校のパンフレットを一部1000円で叩き売り。一人の観客が「買った!」と本当に買う。(終演後、スタッフが頭を下げお金を返し引き取りに来た)。タバコの話などせずずっと妻への愚痴を並べるネタ。
『煙草のハイ(High)について-吸煙對身體有High-』
【作】鴻鴻(ホンホン)
【演出】小川絵梨子
作者はエドワード・ヤンの名作『牯嶺街少年殺人事件』の脚本家!台湾の超大物。
かんのひとみさんはいつもながらに面白い。妙なユーモアの味がある。煙草をプカプカ吹かせながら、話はあっちこっちへ飛ぶ。同じ名前の女友達の話が面白い。性格真逆、学校出て即結婚出産の子といろいろ遊んでアメリカに出産しに行った子。「どちらの子の話か分かりますよね。」中国とアメリカに挟まれた台湾人自虐ギャグも。この辺、日本人にはイマイチ感覚が掴めない中国への複雑な感情。今まで吸ってきた煙草を彼氏に擬人化した遍歴ギャグ。チェーホフへのオマージュとして、はなっから喫煙による健康被害を訴える気などさらさらない。そもそもあんた達何でこんな講演、見に来てんの?