その後、火を焚いて踊ろう 公演情報 アル☆カンパニー「その後、火を焚いて踊ろう」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    平田満氏と井上加奈子さん夫妻が主催する演劇ユニット、アル☆カンパニー。そこから派生した短編戯曲リーディング無料公演の「パタカラぷろじぇくと」 。そこで発表された三本の短編「妹の子ども」「オーストラリアの母」「盆踊りに行こう」を今回演劇として一つにまとめて上演する。
    『瀬戸内の小さな蟲使い』、『グロリアストラベル』、そして今作と、野田慈伸氏の笑いのセンスは揺るがない。コンプソンズ金子鈴幸氏もそうだが、笑いに関しては敬服せざるを得ない。悔しいけれどメチャクチャ面白い。

    冒頭、9歳の小学生、平田満氏の絶叫。その伯母である浅野千鶴さんの謝罪から幕開け。スイカバーのアイスの棒で作った夏休みの課題、小田原城を浅野千鶴さんが踏んで壊してしまった!平田満氏は浅野千鶴さんがわざと壊したと疑う。夏休み、祖母の家に帰省している長女と次女親子の物語。

    ネタバレBOX

    祖母、井上加奈子さん。次女の旦那、野田慈伸氏のことが大嫌い。家のタオルが臭いと言われたことを深く根に持っている。意地の悪い婆さんを演らせたら最高。
    長女、浅野千鶴さん。結婚もせず婚活パーティーの司会をしていることで陰口を叩かれている。「アヴリル・ラヴィーンも40歳だよ」の名台詞。
    次女、片桐美穂さん。すぐに母親と口論になる。おかずの名前と食べれない物についての会話がハイ・センス。
    次女の旦那、野田慈伸氏。たむらけんじ、RG系と言うか町山智浩っぽく感じた。この人、天才だと思うのだが今作のラストは···。
    次女の息子、平田満氏。心が病んでいる。このクラスの大御所が今作を面白いと判断して自ら演るセンスにひれ伏す。

    浅野千鶴さんの知らない所で、祖母と次女と息子でオーストラリア旅行に行っていたり。家族間の微妙な不信感が面白い。何もないところから笑いを掴み出す野田慈伸氏は天才。

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    2026/07/28 20:15

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