公演情報
劇団演奏舞台「太鼓」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★★
お薦め、見応え十分の作品。
暗闇と静寂の中で語られる心情、その切々とした思いが重く響く。当日パンフによれば、1976年9月が初演で 約半世紀を経て6回目の上演とあるが、自分は初見。しかし世界のどこかで紛争や戦争が勃発しており、「平和」には程遠い。作品は色褪せることなく、今に通じる反戦劇であり心情劇。
説明にもある、最前線に歩哨として出された少年兵の耳に、どこからともなく太鼓の響がきこえてくる。それは鼓動であり生きたいと思う魂の叫び だと思う。漆黒・静寂だからこそ一層鮮明に感じる命の音。「戦争」という不条理に対し「生命」という命脈で向き合った力作。
重厚な物語…重苦しく緊張を強いる内容だが、演奏舞台の特長である音楽(生演奏)と照明の諧調が絶妙で印象的だ。また 昨年入団した佐竹駿さんが主人公の少年兵を演じているが、終始 愁いを帯びた涙目で熱演、好かった。
(上演時間1時間30分 休憩なし) 追記予定