小説家の檻 公演情報 明治大学実験劇場「小説家の檻」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

     楽日の楽公演を拝見、尺は110分。AIとSNSが生活に組み込まれた現在日本の生活感覚にマッチした底の無い空虚の上に構築された世界の「実相」を描いて見事。

    ネタバレBOX

     箱チーム観劇。若者の書いた脚本らしくラディカルで尖鋭的な視座と疾走感が終盤迄物語をグングン引っ張ってゆき、その疾走感と凍るような世界を切り裂く烈度は「時計仕掛けのオレンジ」のシーンを彷彿とさせるが最終盤での失速が無念。これは主要な登場人物2人を死なせてしまう結末にしたことが大きいとみる。理想的には裏地を残し自死した雪子の代わりに親友を名乗っていたが裏切りを犯した頼子を雪音と組ませて稼いでいた資金と共に国外へ脱出、新機軸の創作を発表させる等。性格も行動も真反対の2人が雪音を介してどのような作品を作り上げるか? 基本的に人生を肯定する頼子と否定的に観る裏地との関係もこれまでの雪子との関係とは違ってくるハズで双方の差をより明確にする為に雪子との回想シーンを挿入して対比させるシーンを(何か所か)設けても良い。その上で新作品で大儲けをした彼らは行方不明となる結末で如何か?
     実際に拝見した作品では現代日本の人間性そのものを喪失した世界の甚だしい虚ろ感覚が提起されてハイになっていたテンションが砕けるのだが、作品としての作り、演出、演技、舞台美術の合理性に優れ、スタッフの親切丁寧な対応も有難かった。

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    2026/07/13 19:48

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  • 皆さま
    大変アップが遅くなり申し訳ありません。
    ご笑覧下さい。
                 ハンダラ 拝

    2026/07/13 19:49

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