ラフカディオ・ハーン 琉球の夢 公演情報 燐光群「ラフカディオ・ハーン 琉球の夢」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    「現代を照射する群像劇」


     沖縄に憧れ続けていた小泉八雲が本当に沖縄を訪れていたら、という発想で坂手洋二が書き下ろした燐光群の新作である。

    ネタバレBOX

     太平洋戦争前の沖縄を訪れている小泉八雲(Benjamin Beardsley)が現地でチェンバレン(大西孝洋)や伊波普猷(土屋良太)ら知識人との対話を通して沖縄への理解を深めていく。そこで起こる不思議な出来事から怪談の素地が育まれていく過程と、現代の沖縄をとりまく問題を浮き彫りにしていくという筋立てである。

     Beardsley以外の俳優が数役兼ねてさまざまに演じ分けながら、戦前と現代を行き交う自在な構成のなかで、現実と幻想が入り混じる摩訶不思議な作品である。なかでも森尾愛が演じた龍の女が、沖縄の人々の苦しみを引き受け慟哭するくだりは見ごたえがあった。

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    2026/07/04 22:38

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