夏の夜の夢 公演情報 劇団だるま座「夏の夜の夢」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    爆笑悲劇
    「夏の夜の夢」といえば、知らない観劇者はいないとおもうからあえてストーリーには触れないが、とにかく、笑った!
    涙を流して笑った!観劇日は落日。

    ネタバレBOX

    魔性の森に住む妖精パックは西田敏行みたいだし、ティターニアは噛みまくるし、劇中劇のボトムは丸山まことだし・・。で、どんだけ奇獣劇として成り立ってんだ。と妙に感心してしまった。とことん、コメディ。

    素晴らしいのは「夏の夜の夢」をこれだけ解りやすく表現できるのは、だるま企画ならではだ。筋はきっちりと、そしてコメディもきっちり。落日だったことからか、案外、自由にキャストらも演じていてどこまでがアドリブでどこまでがセリフだったのかは想像し難いが、それなりの騒々しさはこの劇団の持ち味でもある。

    毎回のことながらスタッフの対応もひじょうに良く観劇前から気分は上々だった。
    次回も勿論、観たい。

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    2011/02/07 16:39

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  • だるま>
    コメントサンクス。

    翻訳からだるま風芝居になるまでの工程を考えれば、脚本を起こす作業からして翻訳(原作)を批判するところから出発するわけですよね?

    だるま風舞台的な空気が足りない。だからそこを批判して変えていく。出来上がった脚本を今度は演出家の立場から批判して変え、補う。それが終わると今度は稽古しながら全体を確認して編集。こうした何段階かの批判作業の繰り返しが、ワタクシ達観客を楽しませてくれるわけです。

    ワタクシ、いつも思うのですが、作品(原作)に作家がどんな思いを託し、何を描こうとしたのか・・、そこを外してしまったら原作物をやる意味はないと考えています。オリジナルをやればいい。

    しかし、貴劇団は「作家が書きたかったもの」の根本をきっちり抑えてらっしゃるから、作品の本質が損なわれることがなく、付け足されたり、変えられたシーンはむしろ作者が描かなかった部分を説明し原作の空気感を舞台上で再現してくれるものだと確信しています。
    それが、だるまらしい「夏の夜の夢」なのだと。

    次回も期待しております。
    そして至福な心もちになって帰路につきたいと考えています。


    2011/02/08 18:48

    ご来場ありがとうございました。
    いつも、本当にありがとうございます。

    松岡和子さん翻訳を使用させていただきました。
    また、そこから上演時間を考え、演出家がカットを入れて、台本を作成いたしました。
    アドリブかどうかは、内緒です♪

    私自身もだるまらしい「夏の夜の夢」であったかなぁと思います。

    こうして喜んで笑って、楽しんで帰っていただけるみさ様のような温かいお客様に恵まれていることを忘れずに日々、頑張っていきたいと思っております。

    古いけれど新しい、新しいけれど古い。
    そんなお芝居を目指していきたいと思います。

    次回もぜひお待ちしております。
    今後もよろしくお願いいたします♪

    2011/02/08 14:30

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