公演情報
温泉ドラゴン「長生炭鉱――生きたかった」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/06/11 (木) 14:00
座席1階
先人の皆さんの評判がよく、急遽チケットを取り高円寺へ。その期待が大き過ぎたか。予想を超える展開はなく、まあまあかな、という印象だ。
期待を寄せたポイントは他にもある。温泉ドラゴンの舞台であること。日韓共作であり、日韓の俳優たちが母国語を使って演じたこと。これは長生炭鉱を知れば知るほど重要なことだと考えたからだ。
長生炭鉱を扱った演劇は、新宿梁山泊の舞台を既に拝見した。これはこれで梁山泊らしい舞台でよかったのだが、今作はやや、テイストが共通している感じもした。劇団としての特徴を出しきれていない感じもした。
長生炭鉱の犠牲者の遺骨探索は、台湾人ダイバーの事故を機に中断している。事実を舞台の物語と同一視してはいけないかもしれないが、舞台として中途になってしまった空気を感じた。
今作は梁山泊よりも犠牲者の人間物語を深掘りしていてひきつけられた。いずれにしても、日本政府は遺骨収集を先頭になって進めなければ、長生炭鉱の戦後は終わらない。今回の2作品が政府の及び腰を変えるきっかけになってほしい。