どっか行け!クソたいぎい我が人生 公演情報 ぱぷりか「どっか行け!クソたいぎい我が人生」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    50代目前の母、大学生の娘、母の弟、弟の妻、母の職場の同僚、の出演者5名で紡がれる会話劇。劇中で用いられる方言は広島弁だそうです。母娘の関係性が物語の大半を占め、とりわけ母の心の闇や独善的な行動が色濃く描かれる。シングルマザーである母、一人娘である娘の共依存……と書けばその通りなのだが、そのこと以上に、現代的なモンスター性をここぞとばかりに発散する母親の狂気が強く印象に残った。戯画的な狂気でも、非日常的な狂気でもなく、マンションの上の階から響く怒号のような、現代人の日常の、すぐそばに潜んでいる狂気のように思えた。

    ネタバレBOX

    個人的な感想としては、あの狂気とリアリティが剥離せず、観客にとって「対岸の火事」にならない見せ方がすごいと思う。素直に母親が怖かった。それは戯曲や演出、そしてもちろん俳優が、効果的に機能していることに他ならない。過干渉すぎる母親と、自由を求めつつも、それを辛抱強く受け止める娘。どちらに感情移入しても息苦しい観劇体験になるだろうし、それも今作の特徴のひとつだと捉えています。

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    2026/06/08 15:18

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