満足度★★★
既得権益の存在こういう社会派の文学作品に真っ向から挑めるのも新劇系劇団の長所だと思うし、舞台化が難しい作品だけにその意欲を高く買います。いつの世も既得権益を守ろうとする一派の抵抗は根強いものだなぁと痛感させられた芝居。同じ葦平の原作でも任侠映画になった「花と竜」のようなスカッとしたところのある作品ではないので、単調さは否めない。終始、主人公彦太郎のキャラクターには違和感がつきまとった。詳しくはネタばれにて。
ネタバレBOX
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2011/01/28 15:03
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