Dogrunner’s High 千秋楽満員御礼にて終了致しました。ご来場の皆さまありがとうございました! 公演情報 junkiesista×junkiebros.「Dogrunner’s High 千秋楽満員御礼にて終了致しました。ご来場の皆さまありがとうございました!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    junkie sistaを観た
    まず、「茨城の暴走族たちが繰り広げる」って出だしがいい。特に茨城ってゾッキー達のたまり場みたいな気がするからだ。
    舞台はエンターテイメントに溢れ、ダンスあり~の、笑いあり~の、涙なしのまさに“ミュージカル”でした。ゾッキーどおしの抗争とかあるのかと思ったけれど、それはなかった!笑

    全体的に楽しめた舞台だった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    当初、杉田はヒカルゲンジの追っかけを目的に走っていた。しかし荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがてレディースの初代総長として暴走族「紫色舞」を立ち上げた。「あたしら暴走女愚連隊は走ることでしか命の花、燃やせねぇ!」なんつって言ってなかったけれど、勝手に想像する。笑

    ここで普通、ゾッキーならば「紫死鬼舞」なんつってゴロを使うのだけれどネーミングは案外、華麗だ。笑
    でもって地下タビを履くもんなんだけれどここのゾッキー達はそうじゃない。武器も持たなけりゃ、戦国武将のような旗も掲げてないのだから、要するに走るだけのゾッキー達だ。

    しか~し、キャンディキャンディみたいなマスコットガールが登場した時には思わず仰け反った!「ええっと・・・君もバイクに乗るの?」って目を疑うようなキャラクターだ。もしかして、いざ戦ったら君が一番強いよね?と思わせるような長い爪が武器になる。笑

    そして、走り続けて20年、今やゾッキー達も三十路となってヒカルゲンジも若い衆から「誰ソレ?」なんつって伝説になり、暴走族「紫色舞」も「あいつら、まだ走ってんのか?」と伝説になる。そうして余儀なく解散するまでを描いた物語だったけれど、確かに19の年を前にして引退する普通のゾッキーたちとは一風変わったゾッキー物語。

    ここで登場する母ちゃんとばあちゃんの会話が絶妙だ。
    この母ちゃんにしてゾッキーの素質ありき。のようなキャラクターがいい。

    よっし、今夜も走るぜ!
    世界制圧目指して灼熱の魂を走らせるぜっ!
    あたしの前に立ちはだかる奴等はタダじゃおかねぇ、ドたまかち割って地の雨降らせるぜ!(既にゾッキーなんだかヤクザなんだかよく解らない心もち!)

    ぱらりらぱらりら・・ぱらりらぱらりら。

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    2011/01/28 13:10

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