満足度★★★★
好きなテーマの1つだし…
人が死後、魂となり次に生まれ変わるまでを過ごす「黄泉」には区域ごとに管轄があり、各管轄に「閻魔」を長とする「職員」がいて魂たちをケアする、という設定下の物語、基本的には人情喜劇風。
時にはルールからハミ出そうになってもそれぞれに魂のことを思って行動する職員たちの優しさを中心に描きつつ、自殺の罪深さや「死にきる(=黄泉での生活を全うする=転じて有意義に生きる)」ことの大切さもサラリと織り込んでいるのが巧み。
もともと好きなテーマの1つなこともあり、かなり満足。
また、イキウメの前川主宰を招いてのアフタートークもあっておトクな感じ。