満足度★★★
2つのベクトルに悩む
ハイバイは2度目。
前回観たときは前評判が凄くて、観てみたらちょっと期待外れだった。
今回はそれほど期待せず劇場へ。
結果、前回に比べると緊張感もあり、現代の若者の現実を見るようで悪くはなかった。
しかし、「現実」と「一部の若者の生態」を映すばかりで「面白い」とは言えない。
演劇的なシーンもラストにあるだけなので、劇中の主人公たちの全く進展しない会話には、どうしてもイライラとしてしまう。
会話を成立させることが出来ないまま、作品を作り上げたこと等、意欲的な作品だとは思えるが、そこに留まる。
全く評価のベクトルが違うが、面白ければもっと良かった。