満足度★★★★★
豊島区で死んで彼らに会いたい前作「Re:FT」がエピソード3、第4回公演の「カップル」がエピソード1、そしてこれがエピソード2となる、スピンオフのメインが満を持して登場した感。そのため過去四方八方作品を観ている者にはいっそ深く楽しめるものとなっている。時の配列を変える作風は作・演出春謡漁介のフレキシブルな脳と心を感じる。役者たちは他団体で観たことのある人がほとんどであったが、皆この作品がベストと感じた。言葉を大切した脚本は、人の心に届く言葉や想いは、大きな声やインパクトのある言葉(だけ)ではないことを教えてくれる。秀作である。
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2011/01/22 20:10
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