満足度★★
筋が通らない古代と現代が共有するものが「それでもいいじゃん」って言うけど・・・
ネタバレBOX
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2011/01/17 15:40
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2011/01/22 12:30
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ウルは、じっさいただの石。という設定で行こう!!と決めて物語を作っていきました。
そのただの石、はたからみるとなんでもない石。を古代人達は崇めるのではなくただただ純粋に先祖から引継ぎ、大事にしていく。その理由も明確にあるわけでもなく、それが当たり前という純粋な気持ちで皆が心の支えとする。
ウルイコール神ではない。との設定でした。
一族の思いが自然とウルとよばれるただの天然石にやどり、やがて時をこえ、古代を知りたい!!と願う現代人の強い思いと出会い古代の様子が浮かび上がる。との設定でした。
ナカンダカリは、見る方の想像にお任せするとの事で落ち着きました。
ナカンダカリの生まれ変わりが榎本教授。と受け取る方もいらっしゃれば、
現代の教授が時空を超えてやってきた、と捕らえる方も。。
又、すべては、教授の妄想なのかもと受け取る方もいらっしゃいました。
船を知らないというのは、かなり難しい設定でありました。
もっと古代の設定を厳しく細かくすべきであったと思います。
言葉の問題も有ります。。。
船、他の大地を知らぬ純粋な人々が使う単語とはなにか。。?
冷静に考えると突っ込みどころ満載の芝居でしたが、そこを気づかせないような演出、演技が必要ですね。
又宜しければ、次回公演も何卒宜しくお願い致します。
宇貫貴雄