わたしは、タイタス・アンドロニカス 公演情報 演劇ユニットキングスメン「わたしは、タイタス・アンドロニカス」の観たい!クチコミとコメント

  • 期待度♪♪♪♪♪

     現在、世界は米中2大強国の覇権争い真っ只中、これを現在の日本ではマイノリティーと思われるやや中国寄りの視座から眺めてみよう。各々の表面上の理念、政策決定システム、諸外国関係創造方法、科学技術政策及び国内エリート教育方法・人材獲得法、諸外国語獲得・研究、諸外国研究、経済力、国籍或いは民族を共有する者達の海外展開度及びそれらの者達が持つ知見・現地情報の集約・分析力などをベースに世界に打って出、自国に有利な展開を齎す為の方法論等で凌ぎを削っている。無論、軍事は各々の勝敗の行方を図る際に目立ちやすい、また科学的技術、政治・政策遂行の勝敗を最も目立つ形で可視化し得る場だから互いのプロパガンダ合戦、情報獲得技術、自国民及び他国民操縦方法、敵方非難方法、機密情報獲得戦及び防御合戦、偽情報拡散戦等のオンパレードでもある。そんな現在に繋がる人類史の普遍性をローマを舞台に描いた今作は端的に戦いの齎す個々の人間の在り様を示す作品ということが出来よう。演劇ファンにこんなことを言うのは野暮だが、文学が目指すのは、人間個々の生き方、良くも悪くもその可能性である。シェイクスピアが人類世界最高の劇作家と称されるのは本質的にそのような人間を描き得た人間だったからであろう。そんなシェイクスピアにずっと関り続けてきたキングスメンは、小さなユニット中心のグループであるが、今回は更にキャスティングも充実しての公演。狭い空間で役者は何役もこなすから大きな劇場での公演とは当然、為し得ることは異なる。然し演出と上演台本の工夫と良さ、役者陣の熱気・熱意、目指すものの高さは、大変質の高いものである。ぜひとも拝見したい。

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    2026/04/09 16:40

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  • 絵里さんへ
    全く、人間は関係の只中で生きているにも関わらず愚かにも自我の虜となって、その愚かさを正当化する為に正義だの自分の信じる価値観だのを頼みとして主張し勝ちです。これが西洋的な発想なのでしょう。ただ、そのような考え方自体が今崩壊の危機に在るような気がします。そんな視座を持つと演出に役立つかも知れませんね。抹茶をたてて飲んでみるのも良いかも知れません。ちゃんと良い水を使って。
                                   ハンダラ 拝

    2026/04/15 04:12

    ハンダラさん、いつもありがとうございます。タイタスは難解な役なので今回演じる役者も相当苦しんで作っているところです。アーロン、サターナイナス、リューシアス、タモーラ、それぞれの人物が皆自分の正義を信じて進んでいく、この悲劇を自分自身のものとして生きられるよう、役者一同、本番まで本気で進みます。どうぞよろしくお願いいたします。

    2026/04/12 09:01

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