愉快犯 公演情報 柿喰う客「愉快犯」の観てきた!クチコミとコメント

  • 新春公演、だ。
    いくつかあったコメントの通り、お正月バラエティ的な位置取りの今回。人に勧めるにはこれまでになく適した作品だと思います。
    劇団員公演でありながら、柿がこれまで持っていた狂気的な面が薄く感じられて個人的には「本公演ではない」という点に納得。この公演がどう評価されるのかもふくめた上での愉快犯。柿自体が。

    ネタバレBOX

    冒頭の玉置さん&深谷さんのシーンはなんとなく「傷は浅いぞ」を想起させられたり。
    個人的にはハラハラドキドキ感がこれまでよりも少なくて、何故かと考えたらやはりそれは劇団員公演だったからかと。出来てしまっていた。役者陣が見事なまでに中屋敷演出を体現可能なので、危なげを感じなかったのです。凄過ぎてそれが当たり前に見えてしまった。難なくやっている様に見えたって、玉置さんの運動量や深谷さんの発声や七味さんの心の強さは物凄い。それだけにこの人達なら大丈夫だろうと安心してしまった。
    個人的に今回よく思えたセクションは音楽。オリジナル楽曲になってから柿との不合致を感じていましたが、今回は見事に合っていたかと。そうなるまでもうしばらくかかるかと思っていました。さすが専門職の仕事だなと感心。
    最後の三本締めをさせず拍手にしてしまうのなんかホント愉快犯の仕業。

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    2011/01/14 01:55

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