ガウディ×ガウディ 公演情報 アニマ出版/テレビ朝日/E Xエンタテインメント/サンライズプロモーション「ガウディ×ガウディ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    2回目。

    ガウディ(沢田研二氏)とロレンソ(串田和美氏)の友情のテーマ曲が良い。公園のベンチ。

    どういう訳か馬が合う
    会えない時も会える日も
    二人はいつでも友達さ

    ガウディのパトロンのグエル伯爵とライバルのムンタネーは有馬自由氏が一人二役。
    サン・ホセ信心会の創立者、ブカベーリャ(すわ親治氏)。
    トーラス神父と姪のロサを内田紳一郎氏。

    ペピータ(中村中さん)のテーマ。

    幼馴染は「あんたはずるい」
    好かれ上手の恋愛上手

    第二幕は歪ませた松江潤氏のギター・ソロが唸りを上げる。

    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    ペピータに失恋。ペピータがガウディの姪のロサについて「親族に知的障害者がいる人だと遺伝が怖い」と話しているのを聞いてしまう。姪を見ているのが辛くなって遠くの寄宿舎に預けた。何度も抜け出して家に帰ろうとした姪は街の男達の玩具にされる。酒を飲まされ犯された。アルコール依存症となって放校処分に。全部自分のせいだとガウディは悩み苦しむ。

    復縁を求めてきたペピータとの無言の別れのシーンが美しい。公園のベンチ。この世で最も恋した女、もう二度と人を恋しく想うことなんてない。姪の人生をメチャクチャにした自分に君を愛する資格はない。サヨナラだ。

    父親の口癖「与えられた試練と戦うのだ。それが天命だ。」
    全ては神が人に思い知らせる為の出来事。
    自分の愚かさ無力さ全てを受け入れろ。
    「祈るのだ。神がお決め下さる。」
    「全ては自然=神が書いた偉大な書物を学ぶことから生まれる。世の中に新しい創造などはない。あるのはただ発見だけだ。」

    神が天命を告げる。自分の無力さをとことんまで思い知らされた。俺がやろうとしたことは全て筋が通っていない。全てが間違っていた。教会で神に祈る。自分を棄て、他力にすがる。本当に何もない無力な自分であることを認める。そこから神=自然の法則を素直に受け入れられる自分がいる。自分はこの自然の法則の中で限られた生を過ごす。天から与えられたものを天に返そう。あとは神の御心のままに。

    サグラダ・ファミリア(聖家族教会)は石の聖書、石のオルゴール。それは人を幸せにするものでなくてはならない。天空の引力によって木々や草花は空へ空へと伸びていく。それがこの世界だ。

    1894年の春、42歳のガウディは断食に入る。神に自分を委ねる決心。

    1926年6月7日、午後6時5分、転倒したガウディは路面電車に跳ねられ三日後に逝去。

    ラストの歌が良い。

    それでも何度···、私は何度···、

    破壊するものと創るものがこの世のバランスを司る。
    「諸君、明日はもっと良いものを作ろう。」

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    2026/03/29 15:29

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