ガウディ×ガウディ 公演情報 ガウディ×ガウディ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-3件 / 3件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    2回目。

    ガウディ(沢田研二氏)とロレンソ(串田和美氏)の友情のテーマ曲が良い。公園のベンチ。

    どういう訳か馬が合う
    会えない時も会える日も
    二人はいつでも友達さ

    ガウディのパトロンのグエル伯爵とライバルのムンタネーは有馬自由氏が一人二役。
    サン・ホセ信心会の創立者、ブカベーリャ(すわ親治氏)。
    トーラス神父と姪のロサを内田紳一郎氏。

    ペピータ(中村中さん)のテーマ。

    幼馴染は「あんたはずるい」
    好かれ上手の恋愛上手

    第二幕は歪ませた松江潤氏のギター・ソロが唸りを上げる。

    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    ペピータに失恋。ペピータがガウディの姪のロサについて「親族に知的障害者がいる人だと遺伝が怖い」と話しているのを聞いてしまう。姪を見ているのが辛くなって遠くの寄宿舎に預けた。何度も抜け出して家に帰ろうとした姪は街の男達の玩具にされる。酒を飲まされ犯された。アルコール依存症となって放校処分に。全部自分のせいだとガウディは悩み苦しむ。

    復縁を求めてきたペピータとの無言の別れのシーンが美しい。公園のベンチ。この世で最も恋した女、もう二度と人を恋しく想うことなんてない。姪の人生をメチャクチャにした自分に君を愛する資格はない。サヨナラだ。

    父親の口癖「与えられた試練と戦うのだ。それが天命だ。」
    全ては神が人に思い知らせる為の出来事。
    自分の愚かさ無力さ全てを受け入れろ。
    「祈るのだ。神がお決め下さる。」
    「全ては自然=神が書いた偉大な書物を学ぶことから生まれる。世の中に新しい創造などはない。あるのはただ発見だけだ。」

    神が天命を告げる。自分の無力さをとことんまで思い知らされた。俺がやろうとしたことは全て筋が通っていない。全てが間違っていた。教会で神に祈る。自分を棄て、他力にすがる。本当に何もない無力な自分であることを認める。そこから神=自然の法則を素直に受け入れられる自分がいる。自分はこの自然の法則の中で限られた生を過ごす。天から与えられたものを天に返そう。あとは神の御心のままに。

    サグラダ・ファミリア(聖家族教会)は石の聖書、石のオルゴール。それは人を幸せにするものでなくてはならない。天空の引力によって木々や草花は空へ空へと伸びていく。それがこの世界だ。

    1894年の春、42歳のガウディは断食に入る。神に自分を委ねる決心。

    1926年6月7日、午後6時5分、転倒したガウディは路面電車に跳ねられ三日後に逝去。

    ラストの歌が良い。

    それでも何度···、私は何度···、

    破壊するものと創るものがこの世のバランスを司る。
    「諸君、明日はもっと良いものを作ろう。」
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    沢田研二77歳!この人の唯一無二の武器はこの歌声。こんな音色は他の誰にも奏でられない。客入れSEでストーンズのLIVEがかかっていたがミック・ジャガーもそう。圧倒的な声のオリジナリティー。
    2006年から始まった脚本・演出マキノノゾミとの名タッグ=音楽劇。2017年、音楽劇ラストと銘打った『音楽劇 大悪名~The Badboys Last Stand!~』も観に行った。それからも何度かLIVEに行った。一曲歌い終わるごとに「ありがと〜!サンキュー!ありがと〜ね〜!」が口癖。ゴジも志村けんも亡くなったが沢田研二と山田洋次はますます元気。まだまだ光輝き、日本中を照らし出さねば。休憩時間にはリピーターチケットを買い求める往年のジュリー・ファンの行列。複数回観ない人の方が少ないような熱気。沢田研二恐るべし!『バック・トゥ・ザ・フューチャー』✕『クリスマス・キャロル』風味。


    1878年4月、建築士の資格を取得したアントニ・ガウディ25歳(渡辺大知氏)。親友である鋳物職人(後に彫刻家も)のロレンソ・マタマラ(野田晋市氏)に喜びの報告。お祝いに一杯飲ろうぜ。無神論者の合理主義者、自分の才能だけが武器だ。自身の力で未来を切り拓くのさ。

    1924年秋、ライフワークとなった大聖堂サグラダ・ファミリアの建設に掛かりっ切りのアントニ・ガウディ72歳(沢田研二氏)。同居して暮らす親友ロレンソ・マタマラ(串田和美氏)が脳腫瘍で視力を失い余命僅かであることを知る。同居を解消し自分はサグラダ・ファミリアの作業小屋兼アトリエで寝泊まりすることを決める。無二の親友との今生の別れ。また生まれ変わっても一緒に仕事をしようとの約束。必ずサグラダ・ファミリアが完成した姿を見に来ような。人生に悔いはないと語るロレンソ、悔いだらけだと自嘲するガウディ。

    生涯で一度も家庭を持つことのなかったガウディ。敬虔なカトリック教徒。毎日仕事終わりにサン・フェリペ・ネリ教会へ夕方のミサに通うのが日課。でもその日だけは何か違った。町の様子が何か変だ。そしてばったり出逢ったのは1880年、27歳の自分。まさか45年前にタイムスリップしたのか?これを千載一遇のチャンスと捉えたガウディは若き自分に正しい人生を送る為の指南を始める。後悔することなきように。

    神をも恐れぬ不敵な天才青年ガウディが神に跪く敬虔な信徒となった謎。沢田研二氏が渡辺大知氏にどうにか伝えようとしたこの世の真理とは?

    ムーンライダーズ白井良明氏率いる豪華バンドの生演奏。串田和美氏に捧げる親友への詩が名曲。忌野清志郎っぽい情感と余韻。泣ける名シーン。ここだけで観に行く価値はある。

    野田晋市氏はいつも通り最高だった。いろんなテーマはあるけれど一番胸に来るのは友情。ガウディは幼少時から重度のリウマチ(自己免疫疾患)に悩まされ、激痛でベッドに横になることも出来なくなる。ロレンソ・マタマラの誂えた特製のベッド。緩やかな曲線がガウディの腰の痛みを守るように支えてくれる。その曲線こそが人が人を支える証。誰もが誰かを支えている。

    写真のような絵画のような美しいプロジェクションマッピング。立体の構造物に効果的に投影。(人物にライトを当てることで被るのを避けているのか?)

    沢田研二氏が階段を昇り降りしなくて良いようにちゃんと計算ずくの演出。志村けんのようなマイムギャグ多発。眉唾に帽子で乾杯!WOW!良いLIVEだった。
    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    Viva Cataluña=Visca Catalunya。

    ガウディの唯一の恋、ペピータ・モレウ。演ずるは中村中さん。複雑な意味を重ねて歌う。

    渡辺大知氏はNOAHのKENTAみたい。時々、佐藤銀平っぽくも。

    昔、東京ドームでローリング・ストーンズの「Angie」を聴いていてふっと沢田研二を連想した。彼がやりたかった世界とどこか通じた気がした。

    二人の心に愛はなく、コートの中には金もない
    これで満たされてるなんてとても言えないだろう?
    でもアンジー、アンジー
    俺達、努力しなかったなんて決して言えないだろう?
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初のイーエックスシアターでした
    (駅から意外と遠かったです
    地下三階のB3フロア
    (Sフロアで観劇
    見渡す周りは昔少女のジュリー推したちだらけの満席でした
    (男性は全体で20人もいなかったかも
    老人ガウディと若き日のガウディが出会ったバックに浮かぶガウディ×ガウディのタイトルにはしびれました
    お時間ある方はぜひ

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