公演情報
グッバイハローproduce「脚光を浴びない女」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/02/21 (土) 18:00
座席1階
中島淳彦の脚本、青山勝の演出。中島作品を手掛ける道学先生の舞台には外れがほとんどない。その道学先生のワークショップに出た井場景子が企画プロデュースして、再演した今作。全編見どころ満載の痛快作だ。あと一日しかないが、これはもう見るしかない。お勧めだ。
舞台は取り壊しの噂が流れる4階建の市営団地。工場近くに立地し、かつては団地族として賑わったであろうが、エレベーターなしの築50年。ここに住む主婦たちが今作の中心メンバーだ。
中島作品の特徴だが、登場人物それぞれに味のある物語がある群像劇。そのエピソード一つ一つに大笑いしたり、涙ぐんだりできる。主人公の主婦は一年前に故郷の九州の父親を見送ったが、葬式の時に母親に握らされた5万円で、なぜかエレキギターをAmazonで買う。これが全ての起点となり、歌あり踊りありの舞台に彩られていく。
全員女性の役者たちも見事だった。桟敷童子のもりちえが出るのも見にいく動機だったが、やはり今作は主役の中村まゆみが秀逸だった。ラストはもう、感動で身体が震える。
見ないと損するぞ。