ガラパコスパコス 公演情報 はえぎわ「ガラパコスパコス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    なんすか、この可笑しさ!
    何が面白いって、キャストらのトボケタ表情だ。こんな緩いコメディは観劇生活始って以来かもしれない。

    ネタバレBOX

    とにかく不思議というか、上から聞こえる外人バリのたどたどしい日本語の指令が降りるのも新しい試み。

    主役は木村君。こいつが日給1000円で働いている人材派遣会社での人間関係や、ある日、呆けた老人が木村君の家に迷い込んで共同生活を始めた情景を描写する。

    木村君は毎日ピエロになって子供達に風船などを配っていたが、彼の人生はただただ、それだけで、何の色付きもなかった。生きてることに不満も、また満足もしていなかった木村君はある日、特養老人ホームを飛び出してしまったおばあさんに会う。

    彼女と木村君は仲良しになって、木村君は彼女を自宅に招きいれ、彼女の面倒を見ながら生活することになる。木村君は冷たく無機質だった家で、おばあさんが待っていてくれる、という生活はなんだか、ほっこりと温かな甘水で満たされるような気がして、木村君自身を豊にするのだった。

    おばあさん役のキャストの表情がいい。この物語の素敵なところは木村君と一緒に暮らすおばあさんという設定が美しい童話となって、私達観劇者の気持ちまでも温かくさせる癒し効果もある。抜群だ。更にシュールで不思議なコミカルさも絶妙に加味され、これらは日本的な湿った世界感ではなく、そう、ぐりとぐら、あるいは、いわむらかずおの「14ひき」シリーズを彷彿させる爽快感だ。

    観て良かったと、つくづく思う。
    もし、少しでも時間があったなら、お勧めの作品だ。

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    2010/12/26 14:09

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