サンタクロースが歌ってくれた 公演情報 演劇集団キャラメルボックス「サンタクロースが歌ってくれた」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    これがキャラメルボックスだ
    西川浩幸、上川隆也、近江谷太郎という、
    メインの3人がオリジナルキャストである、
    サンタクロースが歌ってくれた。
    まさに25周年を祝福するに相応しい演目でした。
    私は、13年前の公演も見ているのですが、
    まさか再び、退団人間を含めて、
    再演すると思っていませんでしたので、
    本当に懐かしさと嬉しさで一杯で見ていました。

    ネタバレBOX

    近江谷さんが出てくるだけで、
    拍手があったのは、笑いましたが、
    これはもうお帰りなさいの拍手ですよね。

    10days Limited Versionとの比較なのですが、
    比較出来ませんね。
    あのバージョンはパロディという位置付けなので、
    本公演とは比べられないかと。
    強いて比べれば、
    ライト級とヘビー級の重みの違いがあったのかなと。

    特に、ゆきみとすずこがベテランが担うだけで、
    こうもストーリーが変わるかと思いました。
    はやり、狂言回し的な、この二人がずっしりとしていないと、
    物語が進まないんだなと実感しました。
    まぁ主演経験者2名と未経験の二人を比べてはいけないんでしょうが。

    上川さんの光速突っ込みが見られるのは、
    キャラメルボックスの芝居だけですからね。
    もう、上川さんと近江谷さんのやりとりだけで、
    爆笑しました。

    西川さんも安定していて、
    上川さんとのラストのやりとりは、
    涙を流して観賞しました。
    なんでしょうか。重みが。。
    台詞の重みがハンパないんですよ。

    「何度でもやり直すんだ!僕らの映画は、僕らのものなんだから!」
    というセリフは、
    まさしくキャラメルボックスの25年間を象徴していて、
    だからこそ、西川さんの台詞に言霊がのっているのだと、
    思いました。

    ラストのカーテンコールでも、
    坂口さん→西川さん→近江谷さんと
    3度もありましたが、
    西川さんの「僕たちはいつでもここにいます」
    という挨拶を聞けて、
    満足して、帰った次第です。

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    2010/12/19 22:14

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