『だくだくと、』No One’s Rite 公演情報 果てとチーク「『だくだくと、』No One’s Rite」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    シアター711で上演された東京公演を観ました。場内は満席で注目度の高さを感じます。劇中に登場する特異な設定(特別な能力を持った超人の存在や、その影響で世界の理が変わる、など)がサラリと語られ、そのSF的現代を生きる人々を描いている。社会構造の問題や人間関係の歪みなどは現代日本そのままなので、時系列は語られないが、過去でも未来でもなく、現代の物語と言える。

    ネタバレBOX

    劇中の設定で最も印象的だったのは「感覚共有(フレーズは正確じゃないかも、すみません)」という能力・概念。一人の感覚を周囲の他者と共有させることができ、この能力を戦場で発揮して争いを止めた、という逸話が登場する。これにより、例えばAが足をぶつけると、周囲にいたBとCも足の痛みを共有してしまう。そして、この感覚共有が世界中に浸透した…という設定。人々は傷つけ合うことを止め、世界はそれ以前より平和になった、という解釈もできるが、それでも尚、人々は言葉で互いを傷つけ、相変わらず分かり合えない。この強烈な皮肉、あるいは自虐、そして絶望。この団体の描く強い「当事者意識」を感じる一作でした。

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    2026/01/18 23:41

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