MAKE 芸劇 GREAT AGAIN 公演情報 東葛スポーツ「MAKE 芸劇 GREAT AGAIN」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    ネタバレ

    ネタバレBOX

    東葛スポーツの『MAKE 芸劇 GREAT AGAIN』を観劇。

     演劇というよりラップをする劇団で、2023年・岸田國士戯曲賞受賞というから驚きだ。以前に一度だけ観たが、ひたすら社会に対してディスっていた。
    今作は川上友里と長井短が出演しているので、どうなるのだろうか?と思っていたが、やはり同じだった。
     内容は演劇界隈や東京芸術劇場など、業界の裏話しを爆音とラップのテンポに乗りながらディスっているので、普段の演劇鑑賞から得る事のない興奮を感じられた。内容から将来の演劇界に対する不安を示しているのは確かだ。その不安は何か?野田秀樹だ。今や演劇界は野田秀樹なくしては考えられなく、彼を抜きにしては語れない状態だ。一人勝ちの野田秀樹に誰も太刀打ち出来ない演劇人の焦りがラップの歌詞から感じられる。
     今作に出演している川上友里が、4月公演の野田秀樹の新作に出演が決まっていて、それをディスりながら、川上友里が野田秀樹の生首を持って現れてきてしまうのには大笑いだ。ラップという形を取りながら、現実に置かれている状況をしっかりと見据えていて、作っている作家は大真面目のようだ。決して物語には酔えない作風だが、侮れない劇団だ。
     そういえば野田秀樹がこの劇団の岸田國士戯曲賞の選票で、「第二のつかこうへいが現れた」と述べていたが、作家の眼差しは同じのようだ。

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    2026/01/12 20:50

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