すばらしいのだが評判通り、緻密で繊細で美しくて、申し分ないのだけれども、カーテンコールの充実感とともに、なにか、全部去っていくような、たぶん来月にはなにも自分の中に残ってもいない、影響を与えられても変わってもいない、そんな気も・・。光と音は、電気モノと生が共生。加えてタバコ臭。いろいろと刺激は多かったのですけれども、満腹感しか残らなかったのは、ちゃんと主題をつかめてないってことなのか、そういう演出なのか。大人の人形になった生身の女優さんの身体、均整がとれていて美しすぎ。人形よりも人形らしい。
0
2010/12/12 18:15
このページのQRコードです。
拡大