観測に近い。役者も素材。戯曲構造がどうとかではなくワンアイデアを演出で見せていくやり方。それだけに追える何かが欲しかった。冒頭の客席の緊張感は「何が起きているか分からないからちゃんと観なきゃ」が根源で、それは流石に何処かで尽きてしまう。それが尽きる前に劇中の何かがどうにかなる事を期待させるほうに目を向けさせる必要があった。つまりは変化。関係性とか感情とか状況とか。それがこの演目の場合、以上、プレビューでの感想なのでそれ以降どうなったか。
ネタバレBOX
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2010/12/12 00:54
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