2本立てと言ってもいい構成で、前半は、ほぼ想像した通りに展開して、それでも笑える大衆演劇的喜劇。後半は、ちょっと感動させる再生物語。物語の性質の違いがお互いを引き立てているバランスの良さを感じた。そして、2つの物語を妖精が狂言回しとして繋げるといった感じなんだけど、妖精の存在が、最後のちょっとした仕掛けを含めて、いいスパイスになっていたし、水先案内にもなっていて、とても観やすく、暗くならず(後半は、内容的に重い部分もあるのだが)、ストレートに楽しめる印象でしたね。
ネタバレBOX
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2010/12/09 23:40
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