空気ノ機械ノ尾ッポvol.16 公演情報 空気ノ機械ノ尾ッポ「空気ノ機械ノ尾ッポvol.16」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    空気ノ鑑賞
    今回で5回目くらいの鑑賞です。
    中野のあの小屋はいいですね。好きです。

    これまで人並みに劇団を見てきたけれど、これは間違いなく「アタリ」の劇団です。しかしストーリーに媚びていないので、よくこの作風で続けてこられたな。。。という印象もあります。でも私は好きです。

    5回見た感想は、
    児童文学を向かい合わせで読み聞かせされているような、恥ずかしさともどかしさ。ミヒャエルエンデの「モモ」を読んだようなそんな感覚。
    具体的に言えば、
    ネバーエンディングストーリーの主人公は誰だったのか?
    「バスチャン」
    と答えた人は残念です。原作を読んでもう一考。

    ネタバレBOX

    まず、松川さんがステキです。
    次に三本松君の声がよかったです。

    この劇団のいい所は山ほどあるので今回は割愛。
    下記は批評です。

    ・台本についてはいつもストーリーの上に役者が来るので、もう少しストーリーを拡張して欲しい。前作よりは今回の方が強かったのは分かりましたけど、もう少し。
    ・役者の動きについて、足踏みするプロットについては、リズムに音楽性を取り入れてほしい。また、大勢の役者の動きが一致しないので、音が感動につながらない。これは演出不足のような気がする。
    ・舞台セットについて、ある程度工夫されていて良いが、紙風船など今ひとつ必然性に欠ける気がする。作中のモチーフが分かるようにしないと返って不快感を喚起すると思う。
    ・ダンボールから出るホコリは喘息の原因になるので、舞台上で投げ続けるのには抵抗があります。装置で降下するなどの工夫が必要なのでは。

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    2010/12/05 14:16

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