交差点のプテラノドン 公演情報 演劇集団 Ring-Bong「交差点のプテラノドン」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    素舞台だったのに
    開演してから巧みにセットを
    仕上げるのに驚かされたし
    家族のあり方 親と子 夫婦など
    とても深く掘り下げて描かれていた
    2時間10分の作品
    アフタートークで
    特別養子縁組の事とか
    子育てとかを主宰劇作家氏が
    ゲストを交えて語ってくれてました
    25分くらい
    いろいろと勉強になり
    考えさせられた良い作品でありました

    ネタバレBOX

    ネタバレしないでねと
    口止めされたので記述は公演終了後にーデス
    で 終演したから記述スタート

    素舞台じゃん と思ってたら
    黒い床に色テープ貼って枠決めて
    小道具の棚とか
    枠だけだが扉を配して
    開け閉めにSEで音合わせてました
    上手な演出!!

    さて 荒筋ですが
    産婦人科を頑張ってた父が急死して
    舞台中央に白い棺が置かれて
    3人の子供らが
    今後の事を話し合うシーンから始まって
    突然死んだ親父殿が棺から起き出して
    幽霊となって子供らの動向に
    いちゃもんつけたりしてくのです
    その父には見守り役の幽霊の先輩さんが付き
    一緒に現世の動向を見つつ成仏まで
    見守るのですが
    子供らは先に亡くなってる母親に
    人生のレールをひかれてて
    自由が無かったと吐露し
    長女は漫画家になりたかった夢を捨て
    母親の代役になり医院を守ろうとし
    長男は医者にはなったものの
    産科は継がず整形外科として独立し
    次女は産科にはなったものの
    父とは志が異なると家を出ていました
    長女の娘が高校生で妊娠し
    産む産まないで悩み
    残った医院も借金が有り
    誰かが継がないと閉院となる事態に
    それぞれの立場や考えを
    丁寧に表現してみせてくれた
    作品に仕上がってました

    明るいコメディ調ではあったものの
    女性の妊娠から出産
    特別養子縁組制度等キチンと説明し
    物語に感動と共に組み込んでおりました
    小学生の お子さんを持つ方が
    脚本書かれたと 納得でした
    JKの妊娠で誰にも相談できず
    一人公園のトイレで出産し失血死したが
    埋めようと思った子が愛しくなり
    抱いたままで発見されてと繋がる話は
    落涙ものでした
    見守り幽霊の先輩さんが そのJKで
    もしかしたら自分の産んだ子に会えるかもと
    いう話の伏線回収は巧みでしたわ
    長女の娘は産む決意するも
    学校には居づらくなり
    出産宿舎への入居を決め
    子供は特別養子縁組に出す事になるのでした
    次女の堕胎話も女性にばかり負担を強いる
    社会の歪みを語れておりましたわ

    アフタートークでは脚本さんが
    やっと取材できた特別養子縁組で
    子供さんを迎えたダンサーさんに
    リアルな話を引き出されてのトークに
    心強く動かされました

    親が喜ぶから やってるんだ
    という子供の科白は 何かくるものがあったデス

    タイトルのプテラノドンは
    亡くなった祖父から父親 孫娘が恐竜好きで
    自由に空を飛ぶことがーと
    掛けてて模型も出てきました
    ラストには白幕に影絵でも表現されて
    印象に強く残りました

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    2025/12/05 23:56

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