満足度★★★★★
終始泣きそうでした・・・
今回もすごい衝撃を受けて帰ってきました・・・
今回の話は2005年4月25日に起こった「福知山線脱線事故」を
モチーフにしたヒューマンドラマでした。
舞台は、事故に携わった人たちにスポットを当てたものだった
それは、救急救命センターの医師や看護師、消防署特別救助隊、
新聞記者鉄道会社社員、そして、被害者家族。
トリアージとは治療の優先度を選別するための命タグと言ってもいい。
この事故に対するそれぞれ体験したものとは・・・
観劇していて、そこで起こっているかのようなリアルな体験をした。
それは、一人一人の背景になっている設定が明確で
そこから発する言葉の奥深さを感じたからだと思う。
この舞台は一見、悲惨な事故の話のように思うかもしれない
しかし、自分の中に残っているものは、人を愛するという大切さ、
愛がゆえにあきらめなければならない現実の厳しさ、
直面してみて初めて感じるだろうことを感じさせてもらった。
人を思うということはやっぱり大切だと痛感した。