再生ミセスフィクションズ3 公演情報 Mrs.fictions「再生ミセスフィクションズ3」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    (笑えた度)5.15(今感)4.12(完成度)5.15(平均)5

    短編5編@武蔵野芸能劇場。

    小屋が広すぎ感があったけど、集中して観ることができました。

    ネタバレBOX

    『私があなたを好きなのは、生きてることが理由じゃないし』

    堂島孝平「俺は、ゆく」。涙なしでは聞けないマスターピース。
    この曲は2014年だから、2017年のこの作品はインスパイア、あるいはトリビュートに近いのかな。
    「この体が燃え尽きるなら 魂に君を焼きつけよう」
    指パッチンで時を進めても、彼女が新しい人生を始めてくれないのが、切なすぎる。

    余談ですが、YOUTUBEにテイチクの公式として「俺は、ゆく」のMVが上がってますが、
    かの名脚本家バカリ先生が名演技をされていて圧巻です。

    『Yankee Go Home(ヤンキー母星に帰る)』

    現代詩。
    無から無限大を生む。
    小劇場の基本に忠実な、ブルックの何もない空間や寿限無を想起させる傑作。
    ノアールでコントでSF。

    『ミセスフィクションズの祭りの準備』

    大宮さんの熱演。昆虫図鑑はあいうえお順だったのか。
    些細なことで立ち止まり、何もなせないまま、何者にもなれないまま時は過ぎていく。
    最近で言うと、燃え殻さんのあなたに聴かせたい歌があるんだ、みたいな。
    ピュアで普遍的な、人生のありよう。

    『ミセスフィクションズのメリークリスマス(仮)』

    バックステージもののブルジョワジーシットコム。観劇料は10万円。
    大正時代の香り。衣装が豪華。
    王道の、華やかに見せて裏が悲惨という味付けがGOOD。


    『ハネムーン(仮)』
    ラストの一人で見栄を切ってからのカーテンコールの流れがすごくいい。

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    2025/11/17 15:48

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