再生ミセスフィクションズ3 公演情報 再生ミセスフィクションズ3」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-17件 / 17件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2025/11/15 (土) 18:00

    極めてベタな表現になるが「珠玉の短編5編」。
    一つの公演のために一気に書き下ろしたのではないということもあろうが、それぞれタイプが異なりしかもどれもクオリティが高いとはお見事。
    その中で敢えて1本挙げるとしたら5編目の「ハネムーン(仮)」か。「そんなのアリか!」/「そのテがあったか!」な発想はメタフィクション好きとしてはもうタマラン!(笑)
    あと、役名が初演時の演者なものが多いだけにプレッシャーもあっただろうところ、それに負けず演じた役者陣に拍手!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    どのお話も面白かったです。前説の時にいた怪人には笑わせていただきました。何だったんだ…バックに流れていた曲も気になりました(笑)

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かった〜
    盛りだくさんでした。
    また是非見たい!!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    (笑えた度)5.15(今感)4.12(完成度)5.15(平均)5

    短編5編@武蔵野芸能劇場。

    小屋が広すぎ感があったけど、集中して観ることができました。

    ネタバレBOX

    『私があなたを好きなのは、生きてることが理由じゃないし』

    堂島孝平「俺は、ゆく」。涙なしでは聞けないマスターピース。
    この曲は2014年だから、2017年のこの作品はインスパイア、あるいはトリビュートに近いのかな。
    「この体が燃え尽きるなら 魂に君を焼きつけよう」
    指パッチンで時を進めても、彼女が新しい人生を始めてくれないのが、切なすぎる。

    余談ですが、YOUTUBEにテイチクの公式として「俺は、ゆく」のMVが上がってますが、
    かの名脚本家バカリ先生が名演技をされていて圧巻です。

    『Yankee Go Home(ヤンキー母星に帰る)』

    現代詩。
    無から無限大を生む。
    小劇場の基本に忠実な、ブルックの何もない空間や寿限無を想起させる傑作。
    ノアールでコントでSF。

    『ミセスフィクションズの祭りの準備』

    大宮さんの熱演。昆虫図鑑はあいうえお順だったのか。
    些細なことで立ち止まり、何もなせないまま、何者にもなれないまま時は過ぎていく。
    最近で言うと、燃え殻さんのあなたに聴かせたい歌があるんだ、みたいな。
    ピュアで普遍的な、人生のありよう。

    『ミセスフィクションズのメリークリスマス(仮)』

    バックステージもののブルジョワジーシットコム。観劇料は10万円。
    大正時代の香り。衣装が豪華。
    王道の、華やかに見せて裏が悲惨という味付けがGOOD。


    『ハネムーン(仮)』
    ラストの一人で見栄を切ってからのカーテンコールの流れがすごくいい。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2025/11/16 (日)

    観てきました☆ 1本目、2本目はとても良かったです☆ でも後の3本はイマイチでした☆

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    5つの短編でどれも個性的な作品。お気に入りは「Yankee Go Home」と「ミセスフィクションズのメリークリスマス(仮)」でなかなかのぶっとんだ内容で面白かった!次回の4もぜひ見に行きたいと思えるくらいはまりました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    初演も観たしDVDも観てるけど新鮮な感じで面白かった。特に「Yankiee Go Home」 

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    こちらというと15分のやつで(今回5作で100分なので、もうちょっと尺あったのかな?)。
    実は自分、この15分ってやつにあまり前向きじゃないのですよね。

    演劇を味わうには、短いって思いが強い。
    4コマ漫画的になるにしても、30分は欲しいなって。
    飽きる暇は無いけど、堪能するには短い。
    バラエティに富んでいてい、大勢の役者も一度に観られるので。お得感はあるけど。
    (それぞれの舞台設定は面白いし、役者も素敵な人多い)
    それでも幕の内弁当の良さよりも、豪華なテレビCMみたいな印象。

    今回、自団体のベスト選ってことで、セレクションの底に通じる部分も感じたけど。
    特にラストの一人芝居でね。一人芝居だと15分は決して短すぎはしないし。
    15分、5作品6作品よりも、30分3作品4作品のほうが自分は満足出来る感あるのですよね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    再演はあまりしたくないという
    その思いを逆にして4作+1作 新作短編 上演と
    だいたい1作が20分程度でなかなか
    趣向を凝らして楽しめた作品群でありました
    チケットが怪人カードで
    なかなかに昭和特撮愛に溢れてるなぁと
    ちなみに 開演前はチラシの写真 怪人さんが
    舞台上でポーズを取ってくださり
    写真撮影は自由です が 動画は不可です
    とっても楽しめた 1時間40分の作品

    ネタバレBOX

    舞台セットは周囲にゴチャッと小道具を配した
    倉庫風なイメージでした
    左の上の方に各タイトルを黒幕に
    白文字で書いたのが巻き上がってきます

    開演前の怪人さん ポーズ サービスだけではなく BGM は昭和特撮の主題歌集でした
    アクマイザー3 、宇宙鉄人キョウダイン、
    イナズマン、宇宙刑事ギャバン、 仮面ライダー、マッハバロン、バロムワン、星雲仮面マシンマン、仮面ライダーアマゾン 、キカイダー 01と
    懐かしい曲を聞けて楽しかった開演前

    #1 私があなたを好きなのは
    生きてることが理由じゃないし
    中央にベッドを配し物語 開始当初で
    いきなり御臨終となった主人公が
    陽気に起き上がり ハイテンションで
    自分が死んだ後の周囲の人々の状況を
    解説し時間が進んでいく話
    指パッチンで 1年ずつ進んでいくのが
    なかなかうまい演出をしていて
    元カノさんが指を鳴らしても
    全く変わらないというのが良かったデス

    #2 ヤンキー 母星に帰る
    バイクのパーツをギっていた レディース が
    ヨシムラの手曲げマフラーの中から
    出てきた卵 から生まれた宇宙人を
    暴力 要員としてチームに迎え
    いきがっていたが その宇宙人の迎えが来て
    去っていくまでのお話なんだが
    冷静で小難しい話する宇宙人くんと
    頭の悪そうなレディースの方々の対比がGood
    宇宙人くんが去った後の話もチョイしてくれて
    楽しめた♫

    #3 ミセス レクションズの祭りの準備
    いじめられてた男2人が世の中への鬱憤を
    爆弾という形で出そうと
    近所の幼稚園を爆破しようとするが という話
    吸えないタバコを無理に吸って
    タバコを爆弾に投げ込むラストが物悲しい

    #4 ミセスフィクションズのメリークリスマス
    ミセスフィクションズの
    ゴージャスなドレスを着た3人の女性が
    楽屋で芝居してくんだがー
    何とも妙な見た目と雰囲気と間が楽しかった
    ドレスにバラシ用の作業ベルトを巻き付けた姿がなんとも言えない良い味出してました
    都市伝説で小屋付きさんに期限等守らんと
    食べられるというのがおかしかったわ

    完全新作 孤独の期間 ハネムーン(仮)
    ハネムーンというタイトルの
    15分の芝居をするはずが
    主演の 2人の男女が興行の売り上げ持って逃げ
    作演出さんが1人舞台上で土下座をし
    観客に作品上演するわけではなく15分を使い
    こうなるまでの顛末を語り 涙を誘うのでした
    とっても笑えた 一人芝居でありました

    もしも また 再演熱が出たら
    「ウルトラマン プ◯ダ」が観たいデスわ
    (改題してたけど自分の中では
    このタイトルです)
    仮面ライダーになりたい
    東島 丹三郎さんとかもミセスフィクションズさん
    なら舞台化できそうな気がしますが
    役者さんが 筋肉 鍛えるの大変そうですよねー
    お面ライダーは再生怪人並に
    舞台映えしそうですケドね♫
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/11/14 (金) 14:00

    私がミセスと聞いて真っ先に思い出すのが、ヒット曲を連発している大人気バンドではなく、この劇団なのですが、実演を見るのはかなり久しぶり。短編が得意な劇団だということを思い出しました。複数の劇団が短編を披露するイベントとは違って、今回は全作品がミセス。センスとウィットに富んだ笑いを堪能。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    劇団の掲げる「人と人とは出会わなくてはならない」とは強烈な理念。
    開場するとステージ上に岡野康弘氏が立っている。右腕は毛皮と巨大な蟹の鋏、長い尻尾が生えている。ゲルショッカーによって生み出された合成怪人か?宮内洋と永野をフュージョンしたような男。撮影可(動画不可)。

    ①『私があなたを好きなのは、生きてることが理由じゃないし』
    初演「15 Minutes Made Anniversary」2017年8月

    主人公、川鍋知記氏は冒頭既に死んでいる。臨終に居合わせた恋人の熊野ふみさん、母親の久保瑠衣香さん、父親の長井健一氏(秋元康似)の物語。

    ②『Yankee Go Home(ヤンキー母星に帰る)』
    初演「15 Minutes Made Volume8」2010年4月

    ヤンキー中学生、風邪を引いている井澤佳奈さんの家が溜まり場。ヒロシエリさんのヤンキー・キャラには感心した。使えない後輩、みしゃむーそさん。皆に崇拝されているヒカル(亀田梨紗さん)は人間じゃない。紅夜叉っぽい。

    ③『ミセスフィクションズの祭りの準備』
    初演「15 Minutes Made Volume12」2015年7月

    急遽代役となった大宮二郎氏と片腹年彦氏による『男たちの挽歌』。自分達が駄目じゃないことを証明してやるよ。

    ④『ミセスフィクションズのメリークリスマス(仮)』
    初演「15みうっちMade」2012年12月

    ミセスフィクションズのブルジョワ階級三人組、主宰の今村圭佑氏、俳優の岡野康弘氏、作演出の生駒英徳氏(現在は脱退)による労働者階級への幸せのお裾分け。

    ⑤『ハネムーン(仮)』
    2007年未発表

    作演出家の岡野康弘氏が客席に頭を下げる。この舞台は上演出来なくなりました。

    5篇の短編集。
    何だかこの作家、中嶋康太氏のやろうとしている感覚が伝わった。一つの曲を演奏している。だから長篇が余り好きじゃないんだろう。シチュエーションと登場人物の心象風景がリズム。役者はそれぞれの楽器。遣り取りや展開はメロディーとコード進行。台詞が歌詞で伝えたい内容は『また会えたらいいね』。②の作品内の台詞だと「また会えるといいね」。
    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    ①デヴィッド・ロウリーの『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』を想起。死んでシーツを被ったゴーストになってもずっと存在し続ける男の話。妻が家を出て行っていなくなり遙か未来になってもゴーストはそこに存在し続ける。傑作ではないのだが記憶に残る映画。

    亡くなった川鍋知記氏が観客に語り掛ける。「私が指を鳴らせば舞台上の時間を飛ばすことが出来ます。よくある演劇の手法ですよね。」ポール牧のようにどんどん指を鳴らし時間を飛ばして未来に行くのだが熊野ふみさんだけは何も変わることがない。作家として成功し「徹子の部屋」に出演、一人二役で黒柳徹子とトークする。(モノマネの出来が秀逸でこれが彼女を配役した理由か?)どれだけ時間を飛ばしても何も変わることのないもの。ソーントン・ワイルダーの『わが町』っぽい。

    ②ヤンキーのディティールが素晴らしい。ここをぬるくすると只のコントなのだがガチガチに描き込んでいる為芝居になる。ルールを破って地球に降り立った異星人。いよいよ見つかり連れ戻されようとしている。彼はずっとこの星の者共を観察していた。「彼等の抱えたそれぞれの孤独は破滅へと邁進していく。」亀田梨紗さんが綺麗だった。

    ③向かいの幼稚園から流れる「オバQ音頭」がsmack。山本直樹の漫画の世界。痛みなら分かち合える。

    ④叶姉妹のような小見美幸さん、豊田可奈子さん、永田佑衣(ゆうい)さんの楽屋トーク。永田佑衣さんは横山由依っぽかった。

    ⑤女優と男優の二人芝居を上演する筈が金を持ち逃げして彼等が逃げた。返金する金がない為、劇団主宰・作演出の岡野康弘氏が精一杯ステージ上で作品を説明しようと試みる。女優は恋人だったが寝取られてしまった。その逃げて行く二人の後ろ姿が余りにも美しく、自分の書いた傑作戯曲のラストに相応しいものであったこと。これぞ作家冥利に尽きる。全てを失った自分だがまだ「次回作」がある。誰の胸の底にも「次回作」があるんだ。次こそが勝負だ!

    筋肉少女帯 「また会えたらいいね」

    いつか二人が遠い異国で会っても
    もしも二人が地獄なんかで会っても
    ゆき過ぎてゆくでしょう 気付きもせずに
    (中略)

    それでもいつかカーニバルが来て
    僕と君がいて黒い猫もいて

    また会えたらいいね また会えたらいいね
    また会えたらいいね また会えたら!
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    怒涛の5作品を浴びることができる幸せたるや!感情が震える時、だから舞台が好きなんだと思える幸せたるや!こんなに沢山様々な劇を観れて良いのだろうか、贅沢しすぎではないだろうかと思ってしまう。約100分ほどの贅沢な幸せ、是非その目で確認して欲しい!なんと配布されたカードのQRコードを読み取ると今後この舞台の配信動画が観れるそう。サンタさんはMrs.fictionsだったとは驚き!これはもう行くしかない!!素敵な時間、ありがとうございました。幸せだなぁ。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    5本の短編集。いずれもコメディではあるが、なぜか切なく観劇後に心に残る作品群。
    役者さんの熱演もあり、どの作品も見応えがあります。
    以下公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    私があなたを好きなのは、生きてることが理由じゃないし:指をならした後の余韻がたまらなく切ない。今回の中で一番胸に残った作品。
    Yankee Go Home(ヤンキー母星に帰る):キャラが全員クセ強で、純粋に楽しめるコメディ。関係性の掛け合いが面白い。
    ミセスフィクションズの祭りの準備:今の時代的にはアウトな作品に映るが、短編なのに展開の濃さと切なさが同居している。
    ミセスフィクションズのメリークリスマス(仮):個人的には今回の中で一番好きな作品。3人の掛け合いが楽しくもっと観ていたい。
    ハネムーン(仮):衝撃作(笑) 岡野さんだから成立する作品だと思う。巨大ロボの 腕 は見たかった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/11/14 (金) 14:00

    それぞれの脚本に個性が溢れていました!

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    笑っているのに泣いてしまう、可笑しいんだけど切なくて、帰り道も思い出してグッときました。是非おすすめです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    5つの話がテンポよくありました。

    ネタバレBOX

    開演前に舞台でもうすでに始まっていたので、期待に胸が高鳴りました。再演ということですが、特に、2つめと4つめのお話がおもしろかったです。醸し出される味がいいですね。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/11/13 (木) 19:30

    価格4,500円

    心温まる、とってもオススメ!!!

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