満足度★★★★★
なんかヨカッタ。
演出がシルク系の人らしく(この分野は不案内なのですが・・・)、正直期待はしていなかった。。。
「シルクの公演の様に内容が良くわからなくなっちゃって、途中で寝ちゃうかもなぁ」って思ってました。
座席はD列の4番目・・・端っこです。。。
「この位置は苦手だなー」と思っていたのですが、塞翁が馬。。。
前後左右に観客がおらず(実際には左側には、5席向こうに一人いた)、舞台まで視界をさえぎるもの無し。
肘掛も使い放題(?)で、かつてないほどにリラックスした格好での観劇。
これがヨカッタ!!!
居間で寝転がって鑑賞しているような気分だったからか、なんともやるせない(というか情けない)主人公のカナダ人男性に「うん、そういう恋愛ってあるよなぁ」と妙な連帯感を感じちゃったりして。
それにしても、舞台装置&美術は凄かったなー。
諸先輩方には「そんなの井の中のナントヤラ」と言われるかもしれないけど・・・場面の切り替え、照明の使い方・・・どれもこれも「よくわからんけど、スゲーっ!!!」って。
ま、聞き取りやすい英語&まったくわからないフランス語が行き交う舞台に酔いしれただけかもしれませんが。
同じ席なら・・・同じように寛いで見られるなら・・・また見たい!
畏まって鑑賞する舞台では無かったかなー。