公演情報
宝石のエメラルド座「ライバルは自分自身ANNEX」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★★
(笑えた度)5(今感)5(完成度)5
別役、ラジカル、健康あたりに端を発する東京の小劇場ナンセンス界隈の、最も正統な後継者であり最強の第一人者、ブルーさんによる渾身のナンセンスコメディ。
円熟の極致。
笑いすぎて痰と唾と変な液体が絡まって呼吸ができなくなり、顔中涙がびしょびしょに溢れ、全身汗まみれになり、記憶がアルプススタンドのはしのはしのはしまで遠のき、晩夏と言うには暑すぎるスズナリの奥の方で脳○寸前まで逝ってしまう。
いやあ、客席は手だれの人ばっかだし、始終引き攣り笑いに大笑い、噛み殺した笑いに満ち満ちていて異様なグルーヴ感。笑いどころがわかっている人たちが揃うと、ここまで心地よいのか、という多幸感とともにトリップ。楽日までに、きっと誰か○ぬ。スカイダイビングではないが、笑いすぎてもしものことがあったらいけないので、全員から誓約書をとらなければ、といらない心配をしてしまうくらいの完成度。