満足度★★★★
力作!
ギャラリー公演なのにりっぱなセットを持ち込んだ苦労が報われている、素晴らしい舞台だった。とくに蒻崎さんの鬼気迫る演技(というより憑依した感じさえした)は見ものだ。今回、惜しいのは客席が正面だけでなく左右にもあるコの字型に設定のため、役者がそれぞれの方向を向いて喋るとき、背中を向けられた側ではセリフが聞こえない、あるいは聞こえにくかったこと。ルデコの空間を上手く使った舞台だっただけに、そこがちょっと残念(3回見ろ、ということ?笑)。しかも外の音が意外に耳に入ってしまい、終盤近くのパトカーのサイレン音と明治通りの救急車のサイレン音が重なってしまい、リアルというか、白けるというか、なんとも微妙であった。
2010/10/30 04:19
声の小ささは、申し訳ありません。様々な方向で見えるように演出はしておりますので、ストレスがかかってしまったかもしれません。
外の音は、難しいですね。作品が作品だけに、サイレンの音は正直僕たちもハケで凹んでおりました。