満足度★★★★★
鎮魂歌たりうる力作ギャラリーなどでの番外公演は、一般的に本公演よりライトな感じの企画が多いのだけれど、チョコレートケーキの本作は違う。本公演と遜色ない1時間40分の力作。会場の特色を味方につけ、緊迫感に満ちていた。作品のモデルになった事件と同時代に生きた者として、これは彼らへの鎮魂歌たりうる作品だと瞑目した。あの時代を知らない若者にも観てほしい作品です。俳優の演技、脚本、演出、どれをとっても素晴しい。今回も古川・日澤コンビにしてやられました。紅一点の客演に蒻崎今日子を起用するなんて、心憎くてもう泣くしかありません(笑)。
ネタバレBOX
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2010/10/29 12:47
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2010/11/05 20:16
2010/11/05 12:39
2010/11/01 01:27
2010/10/31 03:27
2010/10/30 11:20
2010/10/30 03:11
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コメントありがとうございます!
スミマセン、妄想を書いて(笑)。
永山が憑依したかのように、みるみるうちに表情が変わっていく蒻崎さんの演技は本当に素晴しく、黒曜石に囲まれたルビーのように見えました。なぜか、その蒻崎さんを見ているうちにザンヨウコさんが二重写しになってきて・・・(笑)。
私はあの当時、永田洋子という人に関する記事をわりと読んでいたのですが、高校時代はおとなしくてはにかみやで目立たなかったという証言もあり、ふつうの娘さんがだんだん女闘士へと変貌していき、平然とリンチを命じるようになっていく、そのあたり、ザンさんでも観たい気がしました。
ザンさんが本来持っているユーモラスな部分を切り捨てて、怨念を演じたらどうなるかしら、と。
このお芝居がWキャストだったら、チョット豪華すぎますかね?(笑)