糸洲の壕 (ウッカーガマ) 公演情報 風雷紡「糸洲の壕 (ウッカーガマ)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    風雷紡at座高円寺というだけで特別感。これまで広くてd倉庫、通常は楽園での記憶しかなく、昭和の事件に肉薄する舞台には狭い空間こそ相応しい感じもある。沖縄、ガマと来ればやはり大戦での沖縄戦が題材だろうか・・と推察しながらも新劇系の反戦ドラマは想像できない風雷紡。興味津々で劇場へ訪れた。
    座高円寺1の満席状態というのを初めて見た(やや後方の見渡せる席からずらっとカボチャが並んで隙間がない)。ちょっと前の万有引力「奴婢訓」と、だいぶ前何かの公演で当日押しかけて満席と断られた事があったが、客席に座っての満席の光景は、壮観である。
    女子挺身隊に駆り出された地元の女学校生と、当地に配属された軍人たち。臨時野戦病院=ガマ(洞窟)での群像が描かれる。鉄の暴風の艦砲射撃を命からがら逃れた先で、軍司令部が戦闘放棄する時点までの沖縄地上戦の期間を、男女一対にそれぞれエピソードを設けながら丁寧に描いている。
    後日追記予定。

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    2025/08/19 02:58

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