公演情報
劇団 Rainbow Jam「この暮らしにタイトルを付けようとした、日々」の観てきた!クチコミとコメント
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
生きる意味を日々考えながら過ごすことは 煩わしい。日々充実して生きることが出来れば良いが、多くの人は…。内面的には、意欲・充実と空虚・惰性といった感情や行為の間で揺れ動くモヤモヤとした気持、その表現し難い心情を巧みに描く。対人的には、かみ合わない会話、理不尽なことも屁理屈で言いくるめてしまう、そんな ありがちなことを点描している。
少しネタバレするが、劇中の登場人物には名前があるが、当日パンフには女1~6、男1~2と記されており、誰もが持っている感情、その一般性・普遍性を表しているようだ。そして物語を牽引するのは、元劇団員で コロナ禍で演劇を辞めた という36歳迄 あと3週間の女1。女の誕生日迄の3週間、それを周りの人々との関係や出来事を絡めた哀歓劇といったところ。それでも明日はある。
(上演時間2時間 休憩なし) ㊟ネタバレ