スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜 公演情報 劇団 東京フェスティバル「スフィンクスと諭吉〜消えちゃった100歳〜」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    公務員の緩さを露呈する
    特に公務員や職員に対して恨みはないが、公務員と聞くと楽な仕事をして金貰ってるという代名詞みたいなものだから、たまにこうやって叩いてやるのが市民の義務みたいに感じちゃってるワタクシなのだが、ここでの物語りも、楽して何の問題もなく緩やかに過ごし、明日に伸ばせる仕事は明日にやり、特に目だった仕事もせず粛々と時間を過ごし、たまに残業代がほしい時は、食堂でくっちゃべって無駄に時間を過ごしながら時間まで居て、こうやってのらりくらりと定年まで居られたら公務員としての醍醐味じゃね?なんて考えてる市役所の市民課戸籍係のお話。


    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    そんな暇で退屈で死にそうな市民課戸籍係のもっぱらの話題は昇進だ。昇進する為には資格試験に合格せねばならない。だから仕事中に勉強するためには暇な部署に左遷されることが一番効果的だ。なんつって市民課戸籍係の主任と係長は暇な部署の左遷に夢見る。そんな無能な彼らと混じって仕事をする臨時職員の女は仕事が出来て有能だった。正規職員もこの臨時職員を尊敬しちゃってる様子だが、それでも彼女を見習おうとはしない。だって公務員だもの!笑

    そんな無能な市民課戸籍係に大臣が視察にやってくることになったものだから、正規職員は大慌て。全員が臨時職員の女におんぶに抱っこ状態!笑)大臣の視察目的は「消えた100歳問題」に対する取り組みをチェックするためだ、というから、市民課戸籍係は自信満々で迎えるはずだったが、生きていれば175歳になる男性の戸籍が発見される。

    この戸籍を消去する方法を模索しながらも課長はこの消去作業を当の法務大臣にさせることを提案する。そんな折、今度は課長の汚職も発覚してしまう。

    しかし、この課長の汚職を暴露したのは臨時職員の女だった。彼女は市民課戸籍係に臨時職員として採用される前から、自分の戸籍を改ざんし課長が袖の下として貰った1000万円を横取りするという手の込んだ詐欺だったが、戸籍係の仕事を全て臨時職員に任せていたため、他の職員はまったく気がつかなかった、という間抜けっぷり。


    まあ、公務員ってこんな感じなんだろうな、というのを見事に突いた舞台だった。キャストらの演技力のお陰だと思うが、リアルに公務員に見える服装や雰囲気があまりにもはまり役でお見事だった。華麗なごとく1000万円を横取りされた課長は汚職金だった為に警察にも届けられず、放心状態だったが、観ている側が何故かすっきりしてしまうのは水戸黄門が「この紋所が見えぬか!」というシーンと重なる。笑

    終盤、外人の声だけ出演があったが福沢諭吉なのだろうか?この展開がいまいち解らなかったが、どなたか解る人は教えて欲しい。

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    2010/10/21 17:27

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