満足度★★
演出家のための育成公演日本演劇協議会「次世代を担う演劇人育成公演」が背景とのことで、それ以上でもそれ以下でもなかった。題材は非常に興味深かったが、脚本自体で魅力半減。更には、抑圧され過ぎている(と感じる)俳優の演技に、俳優の育成公演というより、演出家のそれにあたる練習台と感じられてしまったのが残念。演出家は誰に対して何を媚びたかったのだろうか。藤本&愛甲役のペア、駒形亘昭と大庭光皓が好演。島本役の手塚耕一もアクセントとして全体をしめた。2役こなした岩岡光美の漫画的なキャラも好感度有り。キラキラとした原石を垣間見れたのが唯一の救いだった。
0
2010/10/05 04:00
このページのQRコードです。
拡大